ガーデンデザイナー / 常務取締役
1974 | 三重県津市生まれ |
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1994 | 家業であるガーデン会社「株式会社東万」に入社 |
1999 | イギリスへ留学し、ガーデナーとして経験を積む 帰国後は身近な自然素材にこだわった庭 「れんみの庭」を提唱し作庭に励む 日本から外に出ることで改めて気付いた日本原産の良質な材料の数々を使う |
2004 | 津市主催「まんなか広場空間デザインコンテスト」最優秀デザイン賞受賞 |
2010 | 「ワールドガーデンコンペティション」銀賞受賞 |
2011 | 織田信長生母である花屋寿永禅尼墓地整備工事に着手 |
2012 | 「ガーデニングワールドカップ」 銀賞受賞 |
2013 | 中堅優秀技能者 知事表彰受賞 |
26歳の時に渡英し、庭創りに明け暮れた。
平日は朝から晩まで現場で石運びやレンガ並べ。
夜はノートに架空の庭のデザインを描きためた。
休みの日には街に出かけて
庭の書籍の専門店にむかい、
十分に読めるわけではないけれど
英語で書かれた書籍を買いためていた。
今でも頭に焼き付いているのは、
英国で初めて訪れたハドロー邸のバックガーデン。
それはその当時の自分にとっては
雑誌の中やショ―ガーデンの中に
見るような風景だった。
それまでの自分のレベルが低かったのだろう。
当時のガーデンデザイナーやガーデナーのレベルの高さに驚いた。
そしてこんな完成度の高い庭を日本でも創っていきたいと強く感じた。
それから、10数年がたち、経験を積み、
自分なりの手法で、思う様な庭を創れるようになった。
ふとした時に思い出すハドロー邸のバックガーデン。
あの時以上の庭を創れているか?
今でも自分に問いかけている。
ガーデンデザイナー 鈴木 錬美